よくある質問
バレル研磨について
- バレル研磨機とは?
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バレル研磨機はポットやバレル槽と呼ばれる容器にワークとメディア、水、コンパウンドを入れ、容器を回転や振動を与えることでワークを研磨する表面加工装置です。
機械加工品、プレス品、焼結品、ダイカスト品、熱処理品等のバリ取り、R付け、光沢仕上げ、平滑仕上げ加工などあらゆる仕上げ目的に使われています。
- メディアとは?
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研磨材や研磨石、砥石やチップとも呼ばれていますが、弊社ではメディアと呼んでいます。
セラミックメディア、プラスチックメディア、金属メディア、特殊メディア、乾式メディアと用途により材質が異なります。
三角形、三角形アングル、シリンダアングル、菱形、球形等々、形も多種多様にございます。
- コンパウンドとは?
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研磨助剤、添加剤や洗浄剤とも呼ばれていますが弊社ではコンパウンドと呼んでいます。
メディアの研磨効果を上げるための添加剤で、重要な研磨助剤です。
効果としては
・研磨力の向上
・メディアの洗浄
・研磨力の持続
・光沢仕上げの促進
・脱脂作用
・防錆、変色防止
・打痕防止
・水の軟化作用等が挙げられます。
- コンパウンドはPRTR法届出対象物質なの?
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取扱のすべての商品はPRTR法届出対象物質は含まれていませんので届出の必要はありません。
- バレル研磨機の種類は?
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・流動式
・遠心式
・振動式
・回転式があります。
ワークや研磨仕上げ仕様により最適な機種を選定いたします。ご相談ください。
- バレル研磨機の排水はそのまま捨てることができますか?
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そのまま捨てることはできません。排水処理機を通し下水や河川に流せる規定の数値まで下げる必要があります。(規定値は地区により異なります。)
排水処理装置ハイパーバックDUP型シリーズにて対応できますのでご相談ください。
- 水を使わないバレル研磨機はありますか?
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乾式バレル研磨機があります。排水処理装置、コンパウンド、水が不要で、加工後の錆発生を抑制します。
乾式用メディアもございますのでお問い合わせください。
- バレル研磨による打痕、傷の改善方法はありますか?
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メディアサイズを小さくする、または樹脂メディアを使用して改善することも可能です。
バレル研磨機としては加工回転数を下げる等の方法をとる場合があります。
- バレル研磨加工時間の短縮やワーク投入数を増やすことはできますか?
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バレル研磨装置とメディアの組み合わせにより時間短縮、投入数を増やすことは可能ですのでご相談ください。
- バレル研磨加工後に製品が錆びるのですが改善方法はありますか?
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バレル研磨加工時に投入するコンパウンドに防錆付与した商品がごさいますのでお問い合わせください。
- バレル研磨機の自動化は可能ですか?
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製品の投入や排出口への製品受け箱のセッティングは必要になりますが、バレル研磨槽への投入⇒研磨加工⇒選別⇒洗浄⇒排出まで自動化することは可能です。ご相談ください。
- バレル研磨機のテスト加工は可能ですか?
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・回転バレル研磨機・振動バレル研磨機・流動バレル研磨機・遠心バレル研磨機にてテスト加工することは可能ですのでお問い合わせください。
- バレル加工の委託(受託)加工はできますか?
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承っております。ご相談ください。
- 回転バレル研磨機の特徴は?
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多角形のバレル容器にワーク、メディア、コンパウンド、水を入れ回転させます。回転数が低く摩耗が少ないため他のバレル研磨機より時間がかかりますが、安定した仕上りで精密研磨ができます。
- 振動バレル研磨機の特徴は?
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円型のバレル容器を振動させ、ワークとメディアが流動することにより摩擦され研磨します。
容器が大きいためたくさんのワークを同時に加工することが可能なので量産向けです。
- 遠心バレル研磨機の特徴は?
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多角形のバレル容器形状が複数個あり、自転・公転の組み合わせで高速回転をし高圧な遠心力を与え研磨します。
回転バレルや振動バレルよりも短時間で切削から精密仕上げまで可能です。
- 流動バレル研磨機の特徴は?
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底部の回転盤を洗濯機のように回転させることにより、流動状態を固定相の側壁側に作り出して研磨します。
容器が大きいためたくさんのワークを同時に加工することが可能なので量産向けです。